佐渡トキマラソン [run!run!run!]
今年2戦目は「佐渡トキマラソン2014」です。今年初参戦の大会です。
昨年もエントリーしていたのですが、爆弾低気圧の影響で海が大荒れ・・・・・・
大会は開催されたのですが、佐渡に渡ると帰ってこられなくなるかもしれない、と。
参加を断念した大会です。
今年は今年で、恒例の昭和の日イベント直前の開催となったため、どうしよう・・・
でも、せっかく佐渡に渡るのに、10やハーフで終わってくるのももったいない!と思い、
フルマラソンでエントリーです。
始発のカーフェリーで佐渡に渡り、
午前10時にスタートです。
昨年とは正反対の青空。ですが、気温が20度以上になるとの予報・・・・・・
今回がフルマラソン初挑戦だという「チームつるかめ」のRiёさんとスタート。
初挑戦ということでペースもわからず、どう走っていいか戸惑っている様子でした。
まぁ、ペースのことは俺に聞かれてもわからないんですが、飛ばしすぎないように言ったような、
言った気がするだけのような・・・・・・
なにせ俺、これがフルマラソン4回目で、前にフルを走ったのは1年と2カ月前なのです。
いいアドバイスなど持ち合わせておりません。
Riёさんゴメン。
加茂湖の向こうに佐渡で一番高い金北山。
とても清々しい気分になれる風景です。
スタートから2、3km過ぎたあたりでしょうか、後方から見覚えのある後姿が追い抜いて行きました。
あ、あれは銀のねこさん!?
声をかけねば、と加速するのですが、ランナーもまだまだ渋滞中で思うように抜けず、
しかも頭痛がしてきたので、追跡をあきらめました。
その後ズルズルと後退・・・・・・
このブログでも何度か書いてますが、このところずっと体調が思わしくなくて、
大会前にやっと思うように動けるようになり、大会参加もどうしようか迷っていたのですが、
走ってみても問題なく、当日も朝から調子は悪くなさそうだったので、参加することにしたのです。
そんなだったので、良くなったと思っていた体調が、やっぱり悪かったのかも??
と、メンタル的にもダメージが・・・・・・
Riёさんからも大きく引き離されてしまいました。
ペースは6分台に。まぁ、ウルトラマラソンのトレーニングだと思って、
ゆっくり走って、制限時間内に完走できればいいかと気持ちを切り替えていくことにします。
沿道には佐渡のじーちゃんばーちゃんが応援に立ってくれています。
しばらくして頭痛もおさまり、走るペースも上がってきました。
暑さのせいか給水所はどこも作業が追い付いていない様子。
水をもらうにはちょっと待たなければいけない状況なのですが、
ここは待ってでももらうことにします。暑い時は急ぐよりも水分補給が大事です。
10kmを過ぎたあたりで、前方に先行していたRiёさんが見えてきました。
しかし、前に見えているのに、なかなか追いつかず、
さすが「チームつるかめ」の表彰台ゲッターだなと。
やっと追いついた頃、前方からはトップランナーを先導する白バイが走ってきました。
佐渡で一番長い直線道路?国仲バイパスを走り、佐渡市消防本部手前。
「はせさーん!」と声がして、折り返してきた銀のねこさんとハイタッチ。
あのペースだとキロ5分台の前半くらいで走っていたのしょうか??
思ったよりも離れてないのかな?と思っていたら、
Riёさんに「はせさん追いつけますよ!」とハッパをかけられましたが、
相手は新潟県のヘンタイランナーの間では有名なお方です。
あちらはまだまだすっ飛ばす。俺はこの先落ちていく・・・・・・
約21km地点のフルマラソン折り返し地点。
このころが一番快調だったかもしれません。いつの間にかRiёさんよりも先行していて、
折り返してハイタッチ。
ふたたび消防本部エイド。
ここで長年、貴重な「α使い仲間」としてお互いのブログを通じて交流させていただいていた、
佐渡のブロガー、華さんと初対面。
やっと念願叶いました。ありがとうございました!
華さんに「またあとでー」と手を振って、給水所の脇で2月のフルのために買った、
消費期限ギリギリのゼリーを流し込んでいたら、すでに横にRiёさん。
もう追いついてきたんかい・・・・・・
佐渡トキのフルマラソンコースは、来た道をまるまるゴールまで戻るコース。
再び、国仲バイパスの田んぼの真ん中へ。
金北山を見ながら「ああ、気分がいいなぁ」なんて浮かれていたのですが・・・・・・
国仲バイパスに入ったところで、それまでそんなに感じていなかった暑さをブワッと感じ、
どっと疲れが・・・・・・
快調から一転、ヒーヒー言いながら走ることに。
一度は追い越したはずのRiёさんの背中が、どんどん見えなくなっていきます。
重い体でヒーヒー進む。
もう、とにかく前に進むしかありません。
給水所で、スポーツドリンクと水のコップを1つずつとって、スポーツドリンクは飲んで、
水は半分は飲んで、もう半分は頭にかけて冷却に。
佐渡市役所のエイドでもらえるスポンジが嬉しかったです。
頭の上で絞って、身体を冷却。
まぁ、これも数キロでみんな乾いてしまうんですけどね。
新穂の町の中は、平らのように見えて実はなだーーらかに登っていて、
これがなかなかにしんどい。
考えてみれば、序盤で失速したのにそこからペースが上がったのって、
ここが長い下り坂だったから、なのかもしれません。
沿道の声援には声を出して答える余力もなく、手だけ上げて応えていきます。
加茂湖まで戻ってきました。
しんどくなってから、ここまで来たらラストスパートするか決めよう、と思っていたのですが・・・・・・
結論・そんな余力なし。
前に進むだけで精一杯だ。
長い長い苦しい道のりを経て、目の前にゴールゲートが。
もちろんダッシュもできず。
嬉しいことに、ちょうど俺の前はランナーがきれていたので、ゴールテープを張ってもらえ、
テープをきってバンザイでゴールできました。
4時間20分で自己ベストを16分かな?縮めることができました。
本当はサブ4(4時間ぎり)を狙っていた大会だったんですが、
体調不良明けの大会で、とりあえず16分も縮められたので満足です。
サブ4はまたどこかの大会で狙うとします。
あとで聞いた話では、暑さにやられて記録が伸びなかったという方が多かったそうです。
ほんとウェアに大量の塩が浮き出しているランナーが多かったです。
ゴール後、記録証のほかに完走メダルまでかけていただきました。
佐渡産のアテビ木材を利用し、佐渡の方が着色した「MADE IN SADO」のメダルで、
ヒバに似たいい香りがするメダルです。
トキマラソン(フル)ルートログ。
思い返してみても、ここまでスタートからゴールまで同じ道を往復だった大会は初めてです。
どうせなら両津湾をスタートして、国仲平野を横断し、反対側の真野湾に出る、
「海to海」のコースだと、島のマラソン大会って感じがしていいかもですね。
せっかくだから海岸線も走りたいですね。平野の田んぼランだと、日常と変わらない・・・・・・
トキマラソンコース上では、放鳥された朱鷺ももちろん生息しているのですが・・・・・・
見られませんでした。
そう簡単に見られるほどは増えてはいないようです。
初挑戦のトキマラソン、序盤に調子よく飛ばし過ぎたのが敗因だったかなー。
・・・・・・そういえば、この間の笹川流れもそんなだった気がするけど・・・・・・
C:【OLYMPUS TG-620】
昨年もエントリーしていたのですが、爆弾低気圧の影響で海が大荒れ・・・・・・
大会は開催されたのですが、佐渡に渡ると帰ってこられなくなるかもしれない、と。
参加を断念した大会です。
今年は今年で、恒例の昭和の日イベント直前の開催となったため、どうしよう・・・
でも、せっかく佐渡に渡るのに、10やハーフで終わってくるのももったいない!と思い、
フルマラソンでエントリーです。
始発のカーフェリーで佐渡に渡り、
午前10時にスタートです。
昨年とは正反対の青空。ですが、気温が20度以上になるとの予報・・・・・・
今回がフルマラソン初挑戦だという「チームつるかめ」のRiёさんとスタート。
初挑戦ということでペースもわからず、どう走っていいか戸惑っている様子でした。
まぁ、ペースのことは俺に聞かれてもわからないんですが、飛ばしすぎないように言ったような、
言った気がするだけのような・・・・・・
なにせ俺、これがフルマラソン4回目で、前にフルを走ったのは1年と2カ月前なのです。
いいアドバイスなど持ち合わせておりません。
Riёさんゴメン。
加茂湖の向こうに佐渡で一番高い金北山。
とても清々しい気分になれる風景です。
スタートから2、3km過ぎたあたりでしょうか、後方から見覚えのある後姿が追い抜いて行きました。
あ、あれは銀のねこさん!?
声をかけねば、と加速するのですが、ランナーもまだまだ渋滞中で思うように抜けず、
しかも頭痛がしてきたので、追跡をあきらめました。
その後ズルズルと後退・・・・・・
このブログでも何度か書いてますが、このところずっと体調が思わしくなくて、
大会前にやっと思うように動けるようになり、大会参加もどうしようか迷っていたのですが、
走ってみても問題なく、当日も朝から調子は悪くなさそうだったので、参加することにしたのです。
そんなだったので、良くなったと思っていた体調が、やっぱり悪かったのかも??
と、メンタル的にもダメージが・・・・・・
Riёさんからも大きく引き離されてしまいました。
ペースは6分台に。まぁ、ウルトラマラソンのトレーニングだと思って、
ゆっくり走って、制限時間内に完走できればいいかと気持ちを切り替えていくことにします。
沿道には佐渡のじーちゃんばーちゃんが応援に立ってくれています。
しばらくして頭痛もおさまり、走るペースも上がってきました。
暑さのせいか給水所はどこも作業が追い付いていない様子。
水をもらうにはちょっと待たなければいけない状況なのですが、
ここは待ってでももらうことにします。暑い時は急ぐよりも水分補給が大事です。
10kmを過ぎたあたりで、前方に先行していたRiёさんが見えてきました。
しかし、前に見えているのに、なかなか追いつかず、
さすが「チームつるかめ」の表彰台ゲッターだなと。
やっと追いついた頃、前方からはトップランナーを先導する白バイが走ってきました。
佐渡で一番長い直線道路?国仲バイパスを走り、佐渡市消防本部手前。
「はせさーん!」と声がして、折り返してきた銀のねこさんとハイタッチ。
あのペースだとキロ5分台の前半くらいで走っていたのしょうか??
思ったよりも離れてないのかな?と思っていたら、
Riёさんに「はせさん追いつけますよ!」とハッパをかけられましたが、
相手は新潟県のヘンタイランナーの間では有名なお方です。
あちらはまだまだすっ飛ばす。俺はこの先落ちていく・・・・・・
約21km地点のフルマラソン折り返し地点。
このころが一番快調だったかもしれません。いつの間にかRiёさんよりも先行していて、
折り返してハイタッチ。
ふたたび消防本部エイド。
ここで長年、貴重な「α使い仲間」としてお互いのブログを通じて交流させていただいていた、
佐渡のブロガー、華さんと初対面。
やっと念願叶いました。ありがとうございました!
華さんに「またあとでー」と手を振って、給水所の脇で2月のフルのために買った、
消費期限ギリギリのゼリーを流し込んでいたら、すでに横にRiёさん。
もう追いついてきたんかい・・・・・・
佐渡トキのフルマラソンコースは、来た道をまるまるゴールまで戻るコース。
再び、国仲バイパスの田んぼの真ん中へ。
金北山を見ながら「ああ、気分がいいなぁ」なんて浮かれていたのですが・・・・・・
国仲バイパスに入ったところで、それまでそんなに感じていなかった暑さをブワッと感じ、
どっと疲れが・・・・・・
快調から一転、ヒーヒー言いながら走ることに。
一度は追い越したはずのRiёさんの背中が、どんどん見えなくなっていきます。
重い体でヒーヒー進む。
もう、とにかく前に進むしかありません。
給水所で、スポーツドリンクと水のコップを1つずつとって、スポーツドリンクは飲んで、
水は半分は飲んで、もう半分は頭にかけて冷却に。
佐渡市役所のエイドでもらえるスポンジが嬉しかったです。
頭の上で絞って、身体を冷却。
まぁ、これも数キロでみんな乾いてしまうんですけどね。
新穂の町の中は、平らのように見えて実はなだーーらかに登っていて、
これがなかなかにしんどい。
考えてみれば、序盤で失速したのにそこからペースが上がったのって、
ここが長い下り坂だったから、なのかもしれません。
沿道の声援には声を出して答える余力もなく、手だけ上げて応えていきます。
加茂湖まで戻ってきました。
しんどくなってから、ここまで来たらラストスパートするか決めよう、と思っていたのですが・・・・・・
結論・そんな余力なし。
前に進むだけで精一杯だ。
長い長い苦しい道のりを経て、目の前にゴールゲートが。
もちろんダッシュもできず。
嬉しいことに、ちょうど俺の前はランナーがきれていたので、ゴールテープを張ってもらえ、
テープをきってバンザイでゴールできました。
4時間20分で自己ベストを16分かな?縮めることができました。
本当はサブ4(4時間ぎり)を狙っていた大会だったんですが、
体調不良明けの大会で、とりあえず16分も縮められたので満足です。
サブ4はまたどこかの大会で狙うとします。
あとで聞いた話では、暑さにやられて記録が伸びなかったという方が多かったそうです。
ほんとウェアに大量の塩が浮き出しているランナーが多かったです。
ゴール後、記録証のほかに完走メダルまでかけていただきました。
佐渡産のアテビ木材を利用し、佐渡の方が着色した「MADE IN SADO」のメダルで、
ヒバに似たいい香りがするメダルです。
トキマラソン(フル)ルートログ。
思い返してみても、ここまでスタートからゴールまで同じ道を往復だった大会は初めてです。
どうせなら両津湾をスタートして、国仲平野を横断し、反対側の真野湾に出る、
「海to海」のコースだと、島のマラソン大会って感じがしていいかもですね。
せっかくだから海岸線も走りたいですね。平野の田んぼランだと、日常と変わらない・・・・・・
トキマラソンコース上では、放鳥された朱鷺ももちろん生息しているのですが・・・・・・
見られませんでした。
そう簡単に見られるほどは増えてはいないようです。
初挑戦のトキマラソン、序盤に調子よく飛ばし過ぎたのが敗因だったかなー。
・・・・・・そういえば、この間の笹川流れもそんなだった気がするけど・・・・・・
C:【OLYMPUS TG-620】
2014-04-30 23:34
nice!(5)
コメント(4)
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お疲れ様!
私は今回記録を狙わず、最高尾からスタートした結果、上手くいったみたい。
フルマラソンはホントペース配分が難しい!
そして、サブ4は意外と難しいよ~。^^;
(新潟シティで撃沈経験あり☆)
海岸線は9月のレースで飽きるほど走れるから、
ま、トキでは(私たちにとっては)これでもイイかもよ~!?(笑)
by 銀のねこ (2014-05-01 09:51)
銀のねこさん>>
お疲れ様でした~!
40kmありますからねー、たしかに配分を考えて走るのは大変ですよね。
キロ6分を心掛けて走って、オーバーする12分ちょっとをどこかで稼ぐぐらいの作戦しかないんですが、まぁ、またそのうちどこかで^^;
そうですね、9月は基本海岸線ですから、そう考えればね。
能登珠洲ウルトラで海岸線を30kmくらい走って飽きたけど、
それが200kmですもんね^^;
by hase (2014-05-01 18:22)
hase さん、こんばんは!
先日はたいへんお疲れ様でした!
気温も高くてたいへんだったんじゃないかと思います。
さらには、体調もあまり優れなかったご様子で…。
無事に完走されて、何よりでした!
ASがバタバタしてしまい、皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいました(汗)
本当にお疲れ様でした。
色々と気が利かないことばかりでしたが、お疲れのところお付き合いいただきありがとうございます(^^)
私もようやく念願が叶った思い出、とても楽しい時間を過ごさせていただきました!
今度は新潟でもお会いできたらと思います!
これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m
by 華 (2014-05-06 20:09)
華さん>>
先日はありがとうございました!
暑さもあってエイド、大盛況でしたね。お疲れ様でした。
体調は・・・ホント、加茂湖に戻ってきたあたりでは、
華さんには申し訳ないけど、ゴールしたらそのまま帰ろうかなんて、
本気で悩んでたんですけどね^^;
温泉入ってさっぱりしたら、すっかり体が軽くなって、
フルマラソン後とは思えない軽快な動きをしていたのは華さんもご存じのとおりです^^;
そうですね、今度は新潟でお会いしましょう。
いつでも気軽にお声掛けくださいませ。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします~~
by hase (2014-05-08 01:07)