すずウルトラマラソン その1 [run!run!run!]
これで100kmマラソンには3回目の挑戦になります。
1年前に初挑戦した「えちごくびき野」ではゴールまであと1~2km?というところで、
制限時間を勘違いしていて、制限時間オーバーとなり収容車に回収され失格。
2回目となった今年5月、「野辺山高原」ではハードなコースに完敗し、79km関門で制限時間オーバーで失格。
俺には100kmなんて無理なのか・・・?走っている時は苦しくて何度もそう思った。
でも、失格という結果に終わっても、挑戦して良かったと思えた。
なら、また挑戦するしかない。
俺の目標は100kmのまだずっと先なのだ。ここで諦めているわけにはいかない。
そして、能登半島の先端。石川県珠洲(すず)市に立ちました。
「第2回 能登半島すずウルトラマラソン」で、3度目の100kmマラソンにチャレンジです。
100kmマラソンに挑戦し続けよう。そう決意したものの、やっぱり自信など持てませんでした。
これで失格になったら3連敗。さすがにダメかもって思い知るかもな・・・・・・
いや、3度目の正直だ。今度こそは完走だ。と言い聞かせてきました。
ネガティブに始まりましたが、前夜の決意もあり、さぁ、ここまで来たら走るぞとスタートゲートに立ちました。
なんだかんだ思っていても、やっぱりスタート地点に立つとワクワクしてきます。
天気は雨。ビニール袋に穴をあけただけのような簡易雨具を着ることに。
一応、200円くらいで売っているメーカー名の入った市販品です。
雨具はあった方が良さそうですが、それほど気になるような雨ではありません。
予報ではずっと一日こんな調子らしいですが、日差しが強いよりはよっぽどいいですね。
前の晩もぐっすり車中泊で7時間も熟睡しました。初100kmの時は前日に風邪をひいたけど、
いたって健康体です。
・・・・・・やべぇ、完走できなかった時の言い訳になる要素がない・・・・・・
さっそくブレブレ写真ですが、午前5時、スタートです。
ウルトラマラソンは朝が早いのが苦手です・・・・・・
参加者は100km、60km合わせても700人くらいですから、すぐにスタートゲートを通過できました。
珍しく半分より前の方に並んでいたのもあると思いますが。
いや、適当に整列する前からその辺に立っていただけなんですが。
天気も悪いせいか、だいぶ暗く感じます。
スタート前にランナーには反射タスキが配られています。
それと事前にヘッドライトを持参するように薦められていて、それで道を照らしている人もいます。
そこまで暗くないだろう、と強制というわけではないので俺は持ってこなかったんですが。
いや、小型の懐中電灯をポケットに入れていたんですが、俺は前の人にくっついて走っていくだけなので、
照らさなくてもいいか、と使いませんでした。
こんなに暗いのに沿道にはちらほらと声援を送ってくれる方が立っていました。
朝早いのにありがたいことです。
前日に見に来た見附島、通称軍艦島に到着しました。それなりに明るくなってきましたね。
富山湾の向こう側はやっぱり見えません。
ここのエイドで反射タスキの回収があります。
スタート時には降っていた雨があがっていたので、簡易雨具をバックパックにしまうことにしました。
しまって走り出したら、やっぱり寒い。う~ん、日が出るまでは防寒のために着ておけば良かった。
と思っても、また取り出すのも面倒なので、走って発熱だ。とそのまま走ることに。
今回、初めて参加する大会だったのと、雨具もあったので容量に余裕のあるバックパック装備にしました。
着替えはエイドに送っちゃったしで、結局、ほぼカラなんですけどね。
完全に雨具収納のためのバックパックでした・・・・・・
ボトルも入れてましたけど、給水エイドはたくさんありそうなので、こちらもカラのまま・・・・・・
じゃあ持っていくなよと言われると、そうだねとしか返せないんですけど。
やっぱり思ったより給水少なかった時に、エイドで水を入れてもらえばいいわけですよ。
10kmあたり。
今回の作戦ですが、いままでの100km挑戦ではスタートからキロ7分台を継続することにしていましたが、
やっぱりもっと速く走らないとダメなんだ・・・と思い、野辺山の後、ベース速度のアップに努めてきました。
その成果もそれなりにあったと実感できていたので、行けるところまではキロ6分台で行く。
というのが一応、作戦です。
前を走っているどこかの病院のサイクリングチームのシャツを着ているランナーと、
その友人らしいランナーがずっとしゃべりながら走っているのですが、
その2人のペースがちょうど良かったので、ペーサーにさせてもらうことにして、つかず離れず走ることに。
あと、失礼ながら「煩悩ランナー」と勝手に命名させていただいた方がいて、
その人も同じくらいなので、だいたいこの方々の間で走っていればいいかなーと。
田舎の朝。
17kmくらい走ったところで、歩道の段差で右足首を軽くひねる。
あーもー、田舎の道路って端っこまで平らに舗装されてないんですよね。
やばいなぁ、こんな序盤に・・・まさかここでリタイヤ!?と悪夢がよぎりますが、
まぁ、軽くだったので大丈夫かな・・・と。
着替えエイドに送った荷物に簡易テーピングが入っているから、
悪くなったらそれを使おう。・・・・・・って着替えエイドはまだ50km以上先ですが。
結局、先に結論を書いてしまうと、ここでひねったのは全然後には残らず大丈夫でした。
21kmあたりで、60kmと100kmの部の分岐点です。
右の傾斜のきつい道路へ行くのが60km。
左の平らな方へ行くのが100km。わーい。
ここで、サイクリストランナーは60kmなのでお別れ。「ペーサーさんありがとう、がんばって」と、
心の中で謝意とエールを送る。煩悩ランナーはたぶん後方にいると思うんだけど、
俺も振り返らないで走っていたので、ここにきてペーサーを失う。
まぁリズムは作ってもらえたので、このままの調子でのんびり行こう。
分岐してしばらくはフラットでしたが、徐々に傾斜が増してきます。
この先は、このコースで一番高いところ「八太郎峠」の峠越えです。
30km地点あたりに一番高い山があるといえば、9月に参加した猪苗代湖のウルトラマラソンです。
標高でいえばたしか、あちらの「金山」もここの「八太郎峠」も同じくらいだったと思います。
あの時は、「チームつるかめ」のつゆさんと一緒に登りましたが、今回はひとりです。
辛そうでしたけど泣き言もいわずに登ったつゆさんの姿を思い出し、
なにさこんな坂、全然平気~という気持ちで登ります。
斜度は「金山」の方がよっぽどきつかったですし。なだらかに登っていく感じ。
八太郎峠のてっぺんに30kmの看板がありました。
ここが、この100kmコースで一番標高が高いところ、ということになります。
なーんだ、全然ラクショーじゃないか、とまだまだ元気。
スタートから3時間。登りでしたがキロ6分台のペースも守れています。
雨も完全に上がって、空も明るくなってきた気がします。このままもう降らないといいなぁなんて。
まだまだ先は長いですが、今回はここまで。
その2につづく・・・・・・http://hasekururu3rd.blog.so-net.ne.jp/2013-10-27
C:【OLYMPUS TG-620】
1年前に初挑戦した「えちごくびき野」ではゴールまであと1~2km?というところで、
制限時間を勘違いしていて、制限時間オーバーとなり収容車に回収され失格。
2回目となった今年5月、「野辺山高原」ではハードなコースに完敗し、79km関門で制限時間オーバーで失格。
俺には100kmなんて無理なのか・・・?走っている時は苦しくて何度もそう思った。
でも、失格という結果に終わっても、挑戦して良かったと思えた。
なら、また挑戦するしかない。
俺の目標は100kmのまだずっと先なのだ。ここで諦めているわけにはいかない。
そして、能登半島の先端。石川県珠洲(すず)市に立ちました。
「第2回 能登半島すずウルトラマラソン」で、3度目の100kmマラソンにチャレンジです。
100kmマラソンに挑戦し続けよう。そう決意したものの、やっぱり自信など持てませんでした。
これで失格になったら3連敗。さすがにダメかもって思い知るかもな・・・・・・
いや、3度目の正直だ。今度こそは完走だ。と言い聞かせてきました。
ネガティブに始まりましたが、前夜の決意もあり、さぁ、ここまで来たら走るぞとスタートゲートに立ちました。
なんだかんだ思っていても、やっぱりスタート地点に立つとワクワクしてきます。
天気は雨。ビニール袋に穴をあけただけのような簡易雨具を着ることに。
一応、200円くらいで売っているメーカー名の入った市販品です。
雨具はあった方が良さそうですが、それほど気になるような雨ではありません。
予報ではずっと一日こんな調子らしいですが、日差しが強いよりはよっぽどいいですね。
前の晩もぐっすり車中泊で7時間も熟睡しました。初100kmの時は前日に風邪をひいたけど、
いたって健康体です。
・・・・・・やべぇ、完走できなかった時の言い訳になる要素がない・・・・・・
さっそくブレブレ写真ですが、午前5時、スタートです。
ウルトラマラソンは朝が早いのが苦手です・・・・・・
参加者は100km、60km合わせても700人くらいですから、すぐにスタートゲートを通過できました。
珍しく半分より前の方に並んでいたのもあると思いますが。
いや、適当に整列する前からその辺に立っていただけなんですが。
天気も悪いせいか、だいぶ暗く感じます。
スタート前にランナーには反射タスキが配られています。
それと事前にヘッドライトを持参するように薦められていて、それで道を照らしている人もいます。
そこまで暗くないだろう、と強制というわけではないので俺は持ってこなかったんですが。
いや、小型の懐中電灯をポケットに入れていたんですが、俺は前の人にくっついて走っていくだけなので、
照らさなくてもいいか、と使いませんでした。
こんなに暗いのに沿道にはちらほらと声援を送ってくれる方が立っていました。
朝早いのにありがたいことです。
前日に見に来た見附島、通称軍艦島に到着しました。それなりに明るくなってきましたね。
富山湾の向こう側はやっぱり見えません。
ここのエイドで反射タスキの回収があります。
スタート時には降っていた雨があがっていたので、簡易雨具をバックパックにしまうことにしました。
しまって走り出したら、やっぱり寒い。う~ん、日が出るまでは防寒のために着ておけば良かった。
と思っても、また取り出すのも面倒なので、走って発熱だ。とそのまま走ることに。
今回、初めて参加する大会だったのと、雨具もあったので容量に余裕のあるバックパック装備にしました。
着替えはエイドに送っちゃったしで、結局、ほぼカラなんですけどね。
完全に雨具収納のためのバックパックでした・・・・・・
ボトルも入れてましたけど、給水エイドはたくさんありそうなので、こちらもカラのまま・・・・・・
じゃあ持っていくなよと言われると、そうだねとしか返せないんですけど。
やっぱり思ったより給水少なかった時に、エイドで水を入れてもらえばいいわけですよ。
10kmあたり。
今回の作戦ですが、いままでの100km挑戦ではスタートからキロ7分台を継続することにしていましたが、
やっぱりもっと速く走らないとダメなんだ・・・と思い、野辺山の後、ベース速度のアップに努めてきました。
その成果もそれなりにあったと実感できていたので、行けるところまではキロ6分台で行く。
というのが一応、作戦です。
前を走っているどこかの病院のサイクリングチームのシャツを着ているランナーと、
その友人らしいランナーがずっとしゃべりながら走っているのですが、
その2人のペースがちょうど良かったので、ペーサーにさせてもらうことにして、つかず離れず走ることに。
あと、失礼ながら「煩悩ランナー」と勝手に命名させていただいた方がいて、
その人も同じくらいなので、だいたいこの方々の間で走っていればいいかなーと。
田舎の朝。
17kmくらい走ったところで、歩道の段差で右足首を軽くひねる。
あーもー、田舎の道路って端っこまで平らに舗装されてないんですよね。
やばいなぁ、こんな序盤に・・・まさかここでリタイヤ!?と悪夢がよぎりますが、
まぁ、軽くだったので大丈夫かな・・・と。
着替えエイドに送った荷物に簡易テーピングが入っているから、
悪くなったらそれを使おう。・・・・・・って着替えエイドはまだ50km以上先ですが。
結局、先に結論を書いてしまうと、ここでひねったのは全然後には残らず大丈夫でした。
21kmあたりで、60kmと100kmの部の分岐点です。
右の傾斜のきつい道路へ行くのが60km。
左の平らな方へ行くのが100km。わーい。
ここで、サイクリストランナーは60kmなのでお別れ。「ペーサーさんありがとう、がんばって」と、
心の中で謝意とエールを送る。煩悩ランナーはたぶん後方にいると思うんだけど、
俺も振り返らないで走っていたので、ここにきてペーサーを失う。
まぁリズムは作ってもらえたので、このままの調子でのんびり行こう。
分岐してしばらくはフラットでしたが、徐々に傾斜が増してきます。
この先は、このコースで一番高いところ「八太郎峠」の峠越えです。
30km地点あたりに一番高い山があるといえば、9月に参加した猪苗代湖のウルトラマラソンです。
標高でいえばたしか、あちらの「金山」もここの「八太郎峠」も同じくらいだったと思います。
あの時は、「チームつるかめ」のつゆさんと一緒に登りましたが、今回はひとりです。
辛そうでしたけど泣き言もいわずに登ったつゆさんの姿を思い出し、
なにさこんな坂、全然平気~という気持ちで登ります。
斜度は「金山」の方がよっぽどきつかったですし。なだらかに登っていく感じ。
八太郎峠のてっぺんに30kmの看板がありました。
ここが、この100kmコースで一番標高が高いところ、ということになります。
なーんだ、全然ラクショーじゃないか、とまだまだ元気。
スタートから3時間。登りでしたがキロ6分台のペースも守れています。
雨も完全に上がって、空も明るくなってきた気がします。このままもう降らないといいなぁなんて。
まだまだ先は長いですが、今回はここまで。
その2につづく・・・・・・http://hasekururu3rd.blog.so-net.ne.jp/2013-10-27
C:【OLYMPUS TG-620】
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