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抱き返り渓谷 [odyssey]

かれこれ1週間前の話になりますが・・・・・・

秋田県まで紅葉狩りに行ってきました。
さらに1週間前に能登半島へ行ってきたばかりでしたが、2連休。
紅葉は、行ける時に行かないとあっという間に過ぎ去ってしまう!行ける時にGo!だ、と、
出かけることにしたのです。

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着いた先は、秋田県の田沢湖近くにある抱き返り渓谷です。
町の名前で言うと、仙北市(角館)になるのかな?

ここに来るのは2年ぶりです。でも、見るのは初めてです。
2年前にも紅葉の時期に来たのですが、雨降りだったのと、まだ誰もいない早朝の時間だったので、
散策をあきらめたんですよね。
それから、またここには来てみようと思っていたので、リベンジに来ました。
前に来てダメだったところには、必ずリベンジに来る習性があるようで。

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抱き返り渓谷を流れる玉川には、きれいな青色の水が流れています。

抱き返り渓谷、という変わった名前ですが、
以前は人がすれ違う時にお互いに抱きかかえるようにしなければ通れなかったほど、
狭く険しい山道だったことから、そう名付けられたのだそうです。

今は、玉川沿いにそこそこ広い遊歩道が整備されています。
が、遊歩道の崩落のため、一番奥へは行けなくなっています。
一番奥である、夏瀬温泉へは出口(という地名)から車も入れる林道を使って行くことはできます。

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駐車場から1.5kmほど歩くと「回顧(みかえり)の滝」という渓谷で一番の見どころに着きます。
きれいに整備されているので、山道を歩いたって感じは皆無でしたね。

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勢いよく流れ出る、滝の1段目。

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少し離れたか場所にある東屋から。

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滝、本体。

何度も振り返って見たくなる、ということから「回顧の滝」
確かに、何度も何度も振り返って写真を撮りました。

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「回顧の滝」は、流れ下って玉川へ注ぎ込む時に、緩やかな「棚掛(たなかけ)の滝」という、
もう1つの滝を作っているようなのですが、樹木が生い茂っていたことと、
もらったパンフレットを帰宅するまで見なかったので、気が付きませんでした。
撮影してきた写真を見返してみると、これがそうなのかなー?というのもあったんですが、
はっきりせず。

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そうそう、紅葉を見に来たのですが、まだ色づき始めといった具合でした。

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せっかく紅葉を見に来たのですが、あいにくと朝からずっと雲が厚く広がっていました。
まぁ、しっとりとした紅葉を撮ればいいか、と開き直ってきたのでいいんですが。

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なんか、晴れてきました。
晴れ男パワーを使っております。

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駐車場近くまで戻ってきまして、「神の岩橋」大正15年にできた橋で、秋田県内で最も古い吊り橋だとか。
・・・・・・橋そのものは、もっと最近新しくかけられたんじゃないかって気はしますけどね。
大正15年が一番古いって、吊り橋なんてもっともっと古来からありそうですから、
そんな最近なことあるんでしょうか?
日本語の解釈の違いなのででしょうけど。

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ここにきてから1週間が過ぎたので、そろそろ見ごろになっているか、
落葉が始まっているのではないかと思います。

駐車場からそんな奥までは行けないと聞いていたので、30分ほどで散策し終わると思っていたのですが、
気が付けば1時間半も、片道1.5kmの範囲を満喫してしまいました。
秋田県って、あんまり調べてもよくわからないけど、隠れた紅葉の名所って多い気がします。
またいいとこ探してみたいけど、そろっと秋田方面は紅葉には遅いかな?

C:【NEX-7】
L:【E18-55mm F3.5-5.6 OSS】【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】【CarlZeiss Touit 2.8/12】



帰路 [odyssey]

ウルトラマラソンを終え、当初の予定では翌日の移動のことを考え、
できるだけ戻っておこうと、氷見まで移動して入浴のつもりでいたのですが、そんな体力もなく、
会場近くの入浴施設で温泉に入って身体があたたまると、もう、動きたくない・・・・・・状況に。
それでもなんとか、少しだけ移動したところで、道の駅で車中泊・・・・・・

雨だったウルトラマラソン。翌日も雲の厚い予報だったので、安心して移動専念できる。

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と、思っていたのに、なんか気持ちよく晴れ渡った翌日・・・・・・
なんか悔しいわぁ。でも、こんな晴れ渡っている空の下でウルトラマラソンだったらつらいでしょうな。

のと里山海道別所岳SAからの眺め。
能登島が浮かんでいます。

今回、写真を撮っている時間はなさそうだから・・・・・・
とCyber-shotRX100M2しか持っていないつもりでしたが、
車の奥から伝家の宝刀【NEX-7】登場。ここで抜かねばこの刀いつ抜くというのだー。
いや、はい、やっぱりもしかしたらを考えると、持っていきたくなっただけなんですが。

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ツインブリッジのと、能登島大橋。
巨大な橋を見ると、渡りたくなるのですが、寄っている時間がなかったので断念しました。

なにせ、もともとの予定よりも進んでないのです。
能登半島の先端部で朝を迎えてしまった以上、一日かけて新潟市まで帰宅しなくてはいけません。
翌日は仕事なのですから・・・・・・

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のと里山海道を南下し、6月に訪れたUFO神話の町、羽咋(はくい)で、
エイリアンの襲来のような雲を見て、能登半島を横断して、氷見へ。

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6月には見られなかった、富山湾に浮かぶ虻が島越しの立山連峰、を見ることができました。
前日、前々日は雲が厚くて、風景を楽しむどころではありませんでしたが、
最終日にこれが見られただけで、なんだか満足しました。

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漁業の盛んな富山湾。
多くの漁船が行き来していました。

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道の駅ひみ近くの唐島。

ここで、疲労からどうしても眠くなったので、仮眠。
なんだかお腹の調子も思わしくありません・・・・・・ずっと胃もたれしている感じ。
前日、100kmも走ったのですから、高カロリーのものを食べまくりたい、と思うんですが、
食欲がありません。
仮眠のあと、道の駅でうどんを食べました。
うどんならなんとか入るなー。

さて、まだ富山県に入ったばかりだというのに、すでに昼を回ってしまいました・・・・・・
今日中に帰宅できるんだろうか??と不安になりますが、一応、6月の下見で、
下道で6時間あれば着くという計算はできていました。
延々と新潟市までつながっている国道8号を走ります。道に迷うことはありません。
ただ、ずっと8号で行くと遠回りになりますが。
平日なので、高速道路は高くて乗れません・・・・・・

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新潟県に入って、天下の険、親不知です。
しかし、県境を越えたとしてもここからが長いのが、我らが新潟県。
時にその南北の長さが憎いです。

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道の駅にいるミリオンを見るのも久しぶりです。

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新潟県に入ってから、ずっと沖になんだか変なものが見えるのが気になっていたんですが・・・・・・
プレシジョンデジタルズームを使って撮ってみました。
建物のように見えたので、日本海上に何かの施設が建っているのかと思いましたが、
このシルエットはもしかして船でしょうか??

それにしてもE 55-210mmの最大望遠で、プレシジョンデジタルズームを6倍近くかけているのに、
ピタッと止まる手振れ補正がうれしいです。

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防波堤の釣り人の向こうには、昨日走った能登半島の先端が。

ここまで来ても胃の不調は収まらず、固形物は食べたくない気分だったので、
ひたすらコンビニでヨーグルトを買っていました。

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名立を過ぎ、能生の道の駅にたどり着く前に、日没の時間になりました。

筒石という港に公園があったので、日が沈む~急げーと駐車場に入り、カメラを持って飛び出しました。

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これにて日没。
雲に沈んでしまったので、せっかく沖に何もないところにいるのに、海に沈む夕日は見られず。

3日間の最後だけでも、すっきりできる空の下を動くことができて良かったです。
せっかく能登半島まで行って、ほとんど風景を楽しめないのでは、
6月の二の舞でしたからね。

陽が沈んでしまってからは、ひたすら移動。
ちょうど渋滞時間になったので、コンビニなどでこまめに休憩をはさんで、
渋滞にはまらないようにしつつ帰宅しました。


ちなみに、胃の不調は大会3日後くらいまで続き、うどんとヨーグルトの日々でした。
ウルトラマラソンを走るランナーが、胃薬や痛み止めを持って走るのがなぜか、実感できた気がします。
でも、これまではなんともなかったので、雨で体が冷え切ったまま長時間走ったのもあるかもしれませんが。

でも、これからも100kmマラソンには挑戦し続けます。


C:【NEX-7】【Cyber-shot DSC-RX100M2】
L:【CarlZeiss Touit 2.8/12】【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】【E18-55mm F3.5-5.6 OSS】



妙高・笹ヶ峰 [odyssey]

ネタが滞りまくっているので、ちょっとペースアップします。
旅ネタよりも、時事ネタの方を先に書けばいいんでしょうけどね。旅ネタは先送りにするほど、
記憶が薄れていくので困りますが。

さて、滝めぐりを終えて、群馬県側へ下りて某鉄道廃線跡の遊歩道に行ってみようかと思ったんですが、
ガソリンが心もとなくなり、この状態で峠は下りたくないなと、小諸方面へ進みました。
どうも、新潟よりリッター10円くらい高かったので、踏ん切りがつかないうちに、どんどん山を下りてしまいました。
ここからまた軽井沢へ登って峠越えもなんだなぁ・・・・・・と、目的地を変えることに。
その後は、八ヶ岳を回りながら十五夜満月を堪能して、長野県北部の信濃町にある道の駅で、
就寝したのは、「旅の夜空の十五夜」に書いた通りです。

朝を迎え、さぁ、本日も快晴。どこに向かおうか。
黒姫高原のコスモスは見ごろらしい・・・・・・入園料がなぁ。
戸隠・・・・・・駐車場代がなぁ。
昨日、滝めぐりしたから、今日もここの近くのあの滝に行こう(タダだから!)

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ということで、新潟県に入り「苗名滝」です。新潟が誇る名瀑のひとつと思われます。
久しぶりに来ました。2年ぶりくらいでしょうか?

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水量の多い雪解けの時期ではないので、あまり期待していなかったのですが、
「地震滝」と呼ばれたこともあるように、前日に見た滝とはスケールの違いを見せつけてくれます。

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妙高高原はまだ紅葉には早いみたいですね。


苗名滝から、今度は前々から行ってみたかった笹ヶ峰へ行ってみることに。
ああ、ここが笹ヶ峰への道だったのか、と分岐点で今頃気がつき、どんどん登っていきます。
苗名滝から10kmと、看板にはありましたが、急な登りの10kmは軽自動車にはなかなか大変な道のりでした。

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笹ヶ峰牧場の奥、乙見湖のダムに来てみました。
駐車場には猿が。
おお、野生の猿だー、と喜んだのはいいんですが、歩いていく先は猿の遊び場状態。

幸い、猿の方から逃げてくれるんで、まぁ大丈夫かなーという感じで、駐車場からダムへ下りました。

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ダムの対岸まで歩いてみるか・・・・・・と歩き出した俺の正面から、でかい猿登場。

で、でかい・・・・・・!
うーわ、どうしよう、逃げるか!?いや、背後から飛び掛かられてはたまらんから、背中は向けられん。
しかし、どうする?相手は危険動物に指定されている存在だぞ。
こ、ここは気づいていないフリでやりすごそう(無理だって)
と、俺は「なんでもないですよー」という感じで前進。猿もまっすぐ一段高い土台の上を歩いてきます。
俺と猿との最接近時の距離は2~3mってとこでしょうか。
目を合わせないようにして、緊張のすれ違い。
すれ違ってちょっとしてから振り返り、カメラを構えると猿は走っていきました。
ふぃ~。周辺に他に人がいないっても、こういう時困るな。

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猿をやりすごしてから、ゆっくりと乙見湖。
水がないですねぇ。ここから下流の苗名滝は結構な水量だったのに、意外に渇水している感じ。

青空も気持ちいいし、山々の風景も素敵ですね。
これで近くで猿がキーキー言ってなければもっと良かったんですが・・・・・・

そう、俺が駐車場に戻る頃には、通ってきた階段は猿の遊び場に。
あのデカい猿は、別の方向へ歩いて行ったのは確認していたんですが。
ゆっくりゆっくり階段へ近づいて行って、猿が逃げるのを待ちます。
近づいていくと、キキー!キキー!!と警戒音か、鋭い声を発して、猿たちが一斉に周辺の木々に散開していきます。
なんですけど、なんですけど・・・・・・
見えてるんですよね~。階段の上にかかる木の枝に逃げ遅れた猿が隠れているのや、
周辺の木々に猿が鈴なりになっているのが。
猿たちを刺激しないよう、ゆっくりゆっくり歩いて階段を登り車に入ることができました。

ふぃ~。こういう時、野生に出ると人間なんて軟弱な生き物だなと痛感しますね。
外敵が多すぎる。

なんだか猿の一件ですごく疲れ、笹ヶ峰牧場もあったんですが、ほとんど人がいなかったので、
また猿に絡まれてもヤダなぁ・・・とこれで笹ヶ峰を下りることにしました。
もー。今回は猿でおなかいっぱい。

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こちらも久しぶりの「いもり池」です。
水面のほとんどを葉っぱが埋めていて、池の全容が見えず。

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そんな池を埋めている花の正体は「水蓮」でした「水蓮まつり」開催中です。

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いもり池では100mm F2.8 Macroでの花撮影を楽しむことにしました。

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遊んでいるのか、何度も何度も潜っているカモ。
NEX-7での使用ですから、当然MFです。
それでも、こんなに水しぶきをきれいに撮ることができました。
なんとかなるもんですね。
でも、盛大に紫がかってしまいました。これがパープルフリンジってやつでしょうか?
ものすごく日差しが強かったせいかなぁ。こんなに紫がかること、普段はないからなぁ。


これにて、先日の旅日記は終了です。
最終回は非常に駆け足になってしまいましたが、実際、この2日目は、落ち着きなく行くあても定まらず、
なんか初日と夜中だけで満足していた感じで、どこかに行けば行くほどただ「蛇足だよなぁ」と感じていました。
余計に疲れるだけだったかもしれません。
ちょっともったいなかったですね。

C:【NEX-7】
L:【CarlZeiss Touit 2.8/12】【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】【100mm F2.8 Macro】
 【E18-55mm F3.5-5.6 OSS】



白糸の滝・竜返しの滝 [odyssey]

前から来たかったんですよね「白糸の滝」
鬼押し出し園に行く前に料金所、出てきてから料金所。白糸の滝の方へ向かってまた料金所。
・・・・・・オイ、やるなら一思いにやれ(違)

しかし、ここまで来たら来ないわけにはいきません。
場所的に、たぶん子供の頃に来たことがありそうな気がするんですが、まったく記憶にありません。

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初めてなのか、ふたたびなのかはわかりませんが、よく写真では見ていた「白糸の滝」です。
おお、写真で見たのと同じだ~と思ったんですが、
ここ、イメージよりかなり小さい滝なんですね。
あ、ほんとに写真で見える範囲しかないんだ、と驚きました。

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なんか、どこかで見たような写真しか撮れませんでした。

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わりと新しい崩落があって、倒木を裁断したものが置かれているので、
ただでさえそんなに広くない場所なのに、さらに狭い感じを受けました。

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そんな狭い場所ですが、大変大きな三脚を立てたカメラマンがどーんと居座ってしまうのにはとても困りました。
で、パパッと撮って移動してくれるならともかく、連れらしい女性に三脚にカメラを設置したまま講釈。
・・・・・・撮らないなら早く移動してくれって。

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やれやれ、と荒んでしまう俺の心を癒してくれるのは、白糸の滝から流れてくる、とても透明度の高い、
キラキラした水なのでした。
キラキラすぎて反射がすごいです。あ、そうか、こういう時にPLフィルターですね。
・・・・・・1枚だけ持っているPLフィルター。どこかのカメラバックに仕舞われっ放しですが・・・・・・

それでも白糸の滝には1時間程いました。
地図を見ると、有料道路の先にもう1つ滝があるよう。せっかくだから行ってみるか、と、
下って行ったら途中にバス停があったんですが、駐車スペースが見当たらず通過。
なんか山道みたいだし、ちょっとその辺じゃないならまぁしょうがないか・・・・・・
と、あきらめたのですが、さらにその先に看板を見つけました。

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駐車場から1kmほどと書かれていた(たぶん)ので、それならちょっと歩いてみるか、と、
川沿いの山道をテクテクと歩いていきました。
整備されていてもひとりで山奥の道を行くのは、あんまりないので緊張感もあるのですが、
ちょうど、小学生がオリエンテーリングをしているようで、
キャーキャーと騒ぎながら、駆け抜けていきます。

ありがたいような、なんかせっかくの散策気分が削がれるような・・・・・・まぁ、いいか。

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道の奥でいい音たてて流れ落ちていたのが「竜返しの滝」です。
「白糸の滝」は繊細な感じでしたが、ここは大きな滝ではないもののドドドと1本モノです。

ずいぶんと立派な名前のわりに、竜なら登れそうじゃね?って感じでしたが、
名前の由来などは、とくに書かれていなかったようなので、よくわかりませんでした。

ここがオリエンテーリングのチェックポイントだったようで、周辺では子供がキャーキャーと。
はい、この後、車に戻るまで、子供たちが元気に駆け回っていましたよ。

子供は嫌いではないんで、別にいいんですけど、山奥を歩いてきた感はゼロでした。
いや、でも彼らがいなかったら、ちょっと心細かったから、いてくれて良かったです。

C:【NEX-7】
L:【CarlZeiss Touit 2.8/12】【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】【SIGMA 30mm F2.8 EX DN E】
 【E18-55mm F3.5-5.6 OSS】






鬼押し出し園 [odyssey]

浅間山のふもとにある「鬼押し出し園」に行ってきました。
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1783年にあった浅間山の噴火により流れ出した溶岩流が、冷え固まってそのまま残っている場所です。
ある程度高地なのか、あんまり高い樹木もなく、荒涼とした風景が広がっています。
「園」ということで、遊歩道が整備され観光地になってます。
なので入園料がかかります。ついでに周辺道路も有料道路になっています・・・・・・(涙)

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すでに紅葉が始まっています。まだまだほんの色づき始めの始めってくらいですけど。

快晴に恵まれたのは良かったのですが、日差しがきつい上に、だいぶアンダーにしたつもりですが、
それでもまだまだ明るいですね・・・・・・

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浅間山とは反対側の嬬恋村(つまごいむら)方面、なだらかで起伏のない土地が広がっています。
いや、実際に車を走らせてみるとアップダウンがあって、「日本一過酷なハーフマラソン」の看板が脳裏をよぎりました。

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実は子供の頃に来たことがあるんですが、当時、こんなに緑が多かったけなぁ??と思いました。
もっと岩だらけの記憶だったんですが。
なんというか子供の頃に見た時より、インパクトが薄かった気がしますね。
溶岩流の跡というと、伊豆大島の三原山が噴火した翌年に、溶岩流が流れた跡を見に行ったことがありますが、
あの生々しさを記憶していると、あれほどの光景ではないなぁと。
いやまぁ、その時ももちろん子供でしたけど。

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鬼押し出し園から見る浅間山と黒斑山。
おなかに手をのせて眠っている観音様に見えることから「寝観音」と呼ばれているそうです。
こういうのはたいてい、全然そんな風に見えないってのが多いですが、これはやられた!って思いました。

でも、手をのせているというか腹が出ているように見えますけどね。
・・・・・・まぁ、観音様の腹が出ていると言い出せなくて、手をのせているんだ、としたのかもしれませんけど。

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出べそもあるし。出べそにズーム。

浅間山の山小屋のように麓から見ると見えますが、
「千トン岩」と呼ばれている浅間山の火口の淵にのっかっている巨大な岩です。
ドンと噴火の時に飛び出したものの、大きすぎてそこまでしか飛び出せなかったんでしょうね。

浅間山は今も火山活動が続いている活火山です。
着いた時には噴煙っぽいのも見えたんですが、その後、山頂付近に雲がかかるようになって、
雲なんだか噴煙なんだか、判別がつかなくなってしまいました。
山頂周辺部は現在、立ち入りが規制されています。

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観音様もあるくらいですから信仰的な施設もあります。
こういう殺伐とした風景って、昔から各地で信仰の場所になっていたりしますよね。
地獄めぐりの場所だったんでしょうね。
浅間山の噴火で犠牲になった方への慰霊という意味もあるようですが。


今回も行先フリーの気ままな旅。
先日、時期的なモノだったので八ヶ岳と十五夜だけは先にアップしましたが。
さて、次はどこに行こうかな、と地図とにらめっこしながら出発です。


C:【NEX-7】
L:【CarlZeiss Touit 2.8/12】【SIGMA 30mm F2.8 EX DN E】【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】
 【E18-55mm F3.5-5.6 OSS】


旅の夜空の十五夜 [odyssey]

久しぶりにちょっくら遠出してきました。

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ウルトラマラソンで訪れてから4カ月。野辺山高原に再びやってきました。
平沢峠の駐車場からです。本当は、夕陽が八ヶ岳に沈んでいくのを見たかったんですが、
間に合いませんでした・・・・・・

時間があったら飯盛山(めしもりやま)を登って上から富士山を撮ろう!とおもっていたんですが、
それも間に合わず。
しかし、角度的には平沢峠から見えないわけがない。
近くに見える場所があるんじゃないか!?

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根性で見つけました富士山。

平沢峠の駐車場から、ちょっと山梨県側に下って行ったカーブで、ちらっと稜線が見えて、
間違いない!富士山だ!!と停車。
うっすらと富士山のシルエット。
一応、スマホのアプリで確認したところ、富士山で合っていると思いますが、
どうもスマホのコンパスがあてにならないのは、彗星探しでも実感しているところ。
でも、この形は間違いなく富士山ですよね。

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平沢峠の駐車場に戻り、前回来た時には見られなかった星空を狙います。
しかし・・・・・・この夜は十五夜。
来る途中にスマホのアプリで調べて知ってしまいました(スマホのアプリって便利ですね)
日の入りと月の出の時間がほとんど変わらない。

空は徐々に暗くなり、八ヶ岳の稜線に山小屋の明かりが見え始め、
空に星々が増え始めた頃。
夜空を白く染め上げる満月が、背後から昇ってきて、これで終了・・・・・・

八ヶ岳の左側に線が写っていますが、流れ星ではなく、松本空港からの航空機だと思われます。


八ヶ岳の南端をめぐり、十五夜満月と八ヶ岳という感じで撮りたいと思って、
道路地図に載っていた展望台を探したのですが、暗くて見つけられず。
八ヶ岳も雲が出てきて隠れてしまいました。
じゃあ諏訪湖と満月だ!と思ったのですが、雲に満月が隠れてしまったうえ、
月が出てきても、湖の上じゃないんですよね・・・ということで諦めました。
諏訪湖で仮眠をして、深夜割引が始まった高速道路で北上。

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姨捨PA(下り線)から長野市の夜景。

以前、下道にある展望台から撮ったことがあるのですが、そこよりもうちょっと高度が上です。
下界に星がちりばめられているようで、とてもきれいでした。

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しかしまぁ、上り線のPAの方が、このような邪魔なものがなくて見やすいんじゃないかと思います。
外灯やらなんやらを避けていると、撮れる場所や角度が決まってきてしまって、面倒でした。

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仮眠をしていた間に、雲は晴れたようで、夜空にまぶしい満月。

深夜割引が終了する前に、もっと北上しておこうと、移動開始で。

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富士山、ではなく道の駅しなの 駐車場から黒姫山と満月です。
十五夜が終わろうとしています。

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WB電球が続いていたので、1枚くらい普通の色合いで。
ズームがきかんなぁ・・・と思いながら撮っていたけど、そうだったプレシジョンデジタルズーム忘れてた。
せっかくショートカット割り当てたのに。

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もうすぐで沈みそうなところですが、疲労感と寒さに耐えかねて、車に撤収しました。
ちゃんと肉眼では沈むところまで見ました。撮れよ。

車内に常備してある長袖の上着を羽織っていたのですが、まだ寒さになれていない体には、
凍えるような寒さでした。逆に翌朝は、暑くて目が覚めたんですけどね。


現在、旅の終わりの虚脱感満喫中です。
更新していないネタを抱え込んだまま、旅行に出てまたネタを増やしてしまいました。
しばらくネタには困らなさそうですが、疲れた上に来週末のマラソン大会に向けて走りたいし、
1週間に2回も夜勤があったりするので、もうしばらく更新は滞りそうです。
気長にお待ちください。


C:【NEX-7】
L:【CarlZeiss Touit 2.8/12】【E 55-210mm F4.5-6.3 OSS】【SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM】
(距離表示のないEマウントレンズでは星空は撮りにくいのでSIGMA10-20mmF3.5が助かります)


大王わさび農場 [odyssey]

この間のドライブの写真、全部上げた気になってましたが、そういえばもう1か所行ってました・・・・・・
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松本城を後にして、さあ、時間も時間だから帰らないといけないなぁと思いつつ、
やっぱり気になったので、大王わさび農場に立ち寄ってみました。
安曇野の名所ですよね。観光地とも言えなくもないですが、まぁ私、観光地も嫌いではないので。

農場の横を流れる蓼川には透明感のある水が流れています。
結構な水量もあるようですね。
ラフティングボート体験なんてのもできるみたいです。農場ですが。
それはそれで気持ちよさそうですけどね。

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三軒の水車小屋が並んで、いい味を出していました。
水車は実際には使われていないもののようでしたが。
映画の撮影用に建てられて、そのままあるもの?

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で、肝心のワサビですよ。
ワサビ田の上には黒い網がかけられています。日よけ・・・だったかなぁ。

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日陰の下で、ワサビたちがすくすくと育っています。
ワサビ田にはきれいな水が流れています。この水が大事なんですよね、確か。

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ここの農場、とにかく広いんですね。
東京ドーム11個分だそうですよ。
・・・・・・俺は東京ドームなんて行ったことありませんが。

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ところで、大王って何??ずっと疑問でした。
地名、というわけではないようだし。その答えがここにありました。

その昔、魏石鬼八面大王(ぎしきはちめんだいおう)という人が安曇野を治めていました。
全国統一を目指す中央政権は、東北に侵略を進めるにあたって、信濃の国を足がかりにするのに、
たくさんの貢物や無理難題を押し付け、住民を苦しめました。
大王は優れた武器を持つ坂上田村麻呂の軍勢にはむかうつもりはなかったものの、
戦いは男だけでなく女、子供まで巻き込みはじめ、大王も力の限り戦ったのですが、
ついに矢に倒れてしまいました。
大王があまりにも強かったため、再び生きかえらぬようにと遺体は方々に分けて埋められました。
当農場の一角には胴体が埋められていたと言われており、現在は大王神社として祀られています。
(大王窟に設置された案内看板より一部抜粋)

大王は地元の立派な主だったわけですね。
しかし、塔のへつりでもその名を聞きましたが征夷大将軍坂上田村麻呂、今回は悪役ですね。

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普段、旅に出てもその土地のグルメなどというものには、ほとんど興味をしめさない俺ですが、
ちょうど昼も過ぎて腹も減っていたので、珍しく食事をしに農場内のそば処に。

ワサビは好きなので、ここに来たらやっぱり味わってみたいなーと。
ワサビ稲荷付きの蕎麦を注文しました。
ワサビの葉が稲荷に載ってます。
でも、思ったよりワサビの味は強くないというか、つーんというあの感じはありませんでした。
この後、ワサビソフトクリームも食べたのですが、あんまりワサビワサビしておらず。
なんというか、くぁぁぁぁきたぁぁぁぁぁっさすが本場!ってのを期待していたので、
ちょっと肩すかしでした。
味は良かったと思いますが。
もっといろいろ食べてみたかったんですが、思いもかけず遠くまで来てしまい、
懐具合も心配に。


ということで、ここから国道19号、117号、17号、8号とひたすら下道を国道を乗り継いで帰宅しました。
初日は雨に降られたものの、2日目は予想外の快晴に、なかなかいいドライブでした。
単純に車を走らせるだけのドライブも嫌いではないので。
さて、今度はいつこんなドライブを楽しめるかな?


C:【NEX-7】
L:【CarlZeiss Touit 2.8/12】【SIGMA 30mm F2.8 EX DN E】【E18-55mm F3.5-5.6 OSS】


松本城 [odyssey]

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雨の中、富山県をドライブし、連休だけど一日で切り上げようか・・・と、新潟県に帰ってきたのですが、
つい、糸魚川で国道8号から国道148号へ乗り換えてしまいました。
前からここを南下してみたいと思っていたのもありまして。

途中で朝を迎え、来てみたいとは思っていたけれど、雲も多くてどこへ行こうか困ったな、と
思いながら、山のよく見えるところはないかな~と、ただ南下していました。
山にある施設はどこも高額な料金が発生するので、立ち寄れず。

で、結局、松本市まで来てしまいました。
ここまで来ると、昨日までの雨がなんだったんだろう?というくらいに晴れ渡ってきました。

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せっかく来たんだから、ここくらいは立ち寄ろうか。と、松本城です。

松本に来るのは、長野県上田市に住んでいた学生時代の頃に、サークルの仲間3人で、
「男3人 ひとり旅」と題して、車で連れてきてもらって以来のことです。
今まで、長野市から松本市へ抜ける道がわからず、高原越えるか高速使うしかないんか?
だと思っていたんですが、このたび国道19号の存在に気が付きました・・・・・・今頃?
これで松本方面へアクセスしやすくなります。(帰りは19号を使ってみました)

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堀では蓮の花が少しずつ開き始めていました。

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建物を撮る時に、つい広角レンズで撮りがちですが、
標準域のレンズで撮った方が、締まるよなぁ~とも思う時があります。

そういえば、カメラを小型のミラーレスに持ち替えてから、首からAマウントデジイチを下げていた頃と違って、
シャッターを頼まれることがめっきりなくなったんですが、
松本城で女の子グループに、スマホでの撮影を頼まれました。
「撮りますよ~」と言ったら、4人の女の子が両手を上に上げ体を横に倒しました。
・・・・・・そういえば、頼まれる前にデューク更家がどうとか聞こえてきて、
誰だっけ?と思いだそうとしていた時に声をかけられたんですよね。
だいぶ懐かしい名前のような気がしますが、流行ってんですかね??

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晴れたこともあって緑が濃いです。

かれこれ12、3年前の「男3人 ひとり旅」の時もそうだったんですが、
今回も、城内には入らず、ぐるっと城の周りを歩いただけでした。
城内に入るには必要なものがあるので・・・・・・
駆け足気味に歩いてきました。

ほんの1時間程度の散策でした。


C:【NEX-7】
L:【CarlZeiss Touit 2.8/12】【SIGMA 30mm F2.8 EX DN E】


海王丸と新湊大橋 [odyssey]

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羽咋を後にして、富山新港にある「海王丸パーク」にやってきました。
もちろん雨ですが・・・・・・

ここに来れば、いつでも(?)帆船海王丸が見ることができるという、大変うらやましい場所です。
雨だけど、まぁ、行くだけ行ってみるか~と、来てみたのですが、
見事に誰もいません・・・
いや、雨で誰もいないのは、当たり前。
それよりむしろ、気になったのが富山新港にかかる超巨大な橋です。

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帆船 海王丸。実習用の帆船なんですよね。
数年前は、よく新潟の港にも来ていたんですが、最近はすっかり見かけなくなりました。
俺が知らないだけでしょうか??

久しぶりの再会ですが、この天気では今にも飛ばされそうな傘の方が気になる。

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いや、それよりも気になるのは、あの橋「新湊大橋」ですよ。
残念ながら、橋の上には歩道はないようで。
なんだ、残念だなぁ。と。
でも、ここを走るマラソン大会があるんですね!9月末の開催ですが・・・・・・
残念ながら、すでに先約ありで出られそうにありません。
最長で10kmまでなんですが、この斜度!意外に過酷なのではないでしょうか。
っていうか、10kmって、海王丸パークからこの橋を渡って、また折り返してこの橋を渡るという、
新湊大橋満喫コースなんですね・・・・・・
お、おもしろいかなぁ??
いやぁ、出られなくて残念だなぁ。

橋の上には歩道はありませんが、案内看板を見ていると、
なんと橋の内部に歩行者自転車専用の通路があるとのこと。
それは行かねば・・・と移動したんですが、工事中のため近くまで行けないらしい。
駐車場から1~2km?この天候でか?

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別に渡るとすごい近道になるとか、そういう類の橋ではなさそうですが、
もう、この橋を見た時から、渡ってみたくてしょうがありません。
巨大な建築物には弱いんです。
車内に三脚を立てて、リモコンで適当にシャッターをきってました。

ちなみに動画も撮ってみました。
YouTubeにアップしてありますので、本当にただ雨の中、車で渡っただけの動画ですが、
見たい方は、「新湊大橋を渡る」←をクリックw
そんなことをしているうちに、都合3回も車で渡ってしまいました。

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反対側からならどうだろう?と自転車歩行者道「あいの風プロムナード」へのエレベーターへ。
こっち側(北側?)は、橋脚に設置されたエレベーターの近くに駐車場が整備されていました。
おそらく海王丸パーク側も、この駐車場の工事をしているんでしょう。

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自転車道ということで、自転車が何台も乗れそうな、大型のエレベーターで、橋脚を上がっていきます。

ちょうど、橋の下を大型の貨物船が通過していくところでした。
港にかかる橋ということで、下を大型船が通れる高さを確保したそうです。

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高さは47mだそうです。
ちょうど下の住宅地のところから、橋が架かる前からもともとあった県営の渡し船が動き出していました。
上から見ていると、結構頻繁に行き来しているようです。

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「あいの風プロムナード」
きれいに整備された歩道です。時折上を車が走る音が聞こえますが、気になるほどの騒音はありませんでした。
反対側の橋脚まで500mほどの歩道です。

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ふきっさらしかと思いましたが、ガラス窓が付いているので、外は強風ですがこちらも気になりません。
ですが、完全に密閉されているわけではなく、風の吹きこむ音は盛大に聞こえていました。
上からの眺めは、橋脚部分では先ほどの写真のように、見えるんですが、
通路の途中にも窓はありますが、基本的に海面しか見えず・・・・・

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行って帰って、1km歩いたことになりますか。
海王丸パークには人はいませんでしたが、ここには観光客らしき人が歩いていたり、
ランニング中に橋を渡っているらしき人、警備員の人までいました。


ここで日没を迎えたのですが、
こんな曇り空ですし、一日太陽を拝めなかったので、日が沈んだ実感なし・・・・・・


C:【NEX-7】【NEX-5】
L:【CarlZeiss Touit 2.8/12】【E 20mm F2.8】【E18-55mm F3.5-5.6 OSS】
いかんな、日が経ったら使ったレンズ忘れてきた。


コスモアイル羽咋 [odyssey]

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氷見から能登半島を横断して、羽咋(はくい)という町にやってきました。
ここになんか宇宙関連の博物館があるという。
こんなところに?と、思いつつ、雨降りで外をうろつくこともできないので、
せっかく来たから入ってみるかくらいのつもりで、立ち寄ってみることにしました。

博物館の外観はUFO。外にはロケットが展示。
ロケットくらい新潟の県立博物館にもあるさ、と完全にこの施設を甘く見ていました。

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ここの博物館、ホンモノが展示されているんです。
なかにはレプリカだったりするものもありますが。

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ヴォストークの帰還用カプセルは、実際に宇宙から帰還した本物です。

中には人形が入っていて、その狭さを知ることができます。
やぁ、ホント、人が一人入れるくらいの球でしかないんですね。

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狭いといえば、マーキュリー宇宙カプセルはさらに狭い感じです。
これをロケットに付けて飛ばすわけですか。弾頭の代わりに人が乗るとこ作ったみたいな感じですね。

こちらは、ホンモノと同じ素材を使って再現されたものだそうです。

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旧ソ連の通信衛星のバックアップ機。
通常、何かあった時のために2機作っておくものですが、実際に宇宙に上がったものが、
正常に機能したので、バックアップもいらなくなったんでしょう。
実際の人工衛星って、このくらいの大きさなんですねぇ、と体感。

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俺はいたく感激していたのですが、観客の年齢層はかなり高めでした。

奥のピカピカの三角が、アポロの司令船。
外装の耐熱シールはホンモノだそうです。

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アポロの月面着陸船はさすがに実物大模型。

さすがにこれは結構な大きさがありましたね。全長約8mだそうで。
これの上にあのピカピカの三角がくっつくわけですね。
やっぱり月に行くとなると、それなりの大きさになってくるわけですね。

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子供の頃にわくわくしてみたのは、このボイジャー惑星探査船。
デザイン的にも好きなんです。

太陽系からは飛び去ってしまいましたが、今はどこまで飛んで行ったんでしょうねぇ。
すでに飛んでいない可能性もあると思いますけどね。

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宇宙服は・・・どうだったかな。名前が入っていたような違ったような。
ちょっと忘れてしまいました。

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フジテレビの特番で制作されたという、ロズウェル事件の宇宙人模型。
なんてものまであります。

壁面には、世界各地のUFO写真が。
ここ羽咋は「UFO神話の町」だとされているのだそうで、(道路地図にまで書いてある)
羽咋に伝わる昔話の中に、UFOを連想させるような「そうはちぼん伝説」という話があるのだそうです。
それによると、そうはちぼん(楽器のシンバルのような形をした仏具)が夜な夜な空を飛んでいたとか、
「鍋が降ってきて人をさらう」というような話があるのだとか。
・・・・・・鍋が人をさらうという、この素晴らしい発想力。現代人にはできませんね。


なんか全部答えると、ポストカードがもらえるという子供向けみたいなクイズの解答用紙を受付でもらったんですが、
ついつい、本気で答えを探してしまいました。
一応、全部、答えは見つけたのですが、なにを子供向けのをむきになってやってんだか・・・と、冷静になり、
ポストカードはもらってきませんでした。

ちょっと休憩くらいのつもりで立ち寄った施設でしたが、
これが予想以上に小宇宙を感じることができました。
羽咋の方々、完全に甘く見て訪ねたことを、ここにお詫び申し上げます。



C:【NEX-7】
L:【E 20mm F2.8】【SIGMA 30mm F2.8 EX DN E】

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