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猪苗代湖の夕日 [odyssey]

東北ドライブ第5回で最終回です。
で、朝日のあとが夕日です。
どんよりした空の下、下道を南下していました。朝、早かったので途中の道の駅で仮眠。
郡山まで行き、某量販店をブラブラ(なんでハシゴしてんだか)
時計を見れば、このまま行くと猪苗代湖で日没だな・・・・・・ということで。

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猪苗代湖東岸にある志田浜です。奥の山が磐梯山。

マラソンのおかげで志田浜には来たことがあるのですが、広い駐車場とお店は記憶にあるんですが、
こうして浜に出てきたのは初めてです。
へー、猪苗代湖に浜があるんだ・・・志田浜・・・・・・志田浜ってあそこ!?
駐車場を走り抜けたことしかなかったので、
(正確にはエイドになっているので、立ち止まっていますが)
浜があるなんて思いもしなかった。

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鴨が少数、並んでいました。

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人間から餌をもらうので人慣れしているようで、わりと近くまで簡単に近寄れます。
エイドの・・・とつい書きそうになるんですが、志田浜の売店で餌は売っているようです。

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まだ肌寒い季節ですが、日中のどんよりした空から一転、夕方からはスッキリ晴れ渡って、
浜には思い思いに過ごす人たちの姿が。

日没には早い時間に着いたのと、太陽と磐梯山の間が空きすぎだなーと、
ベストポジションを探して、車を走らせます。
1周のコースを車で初めて走って、わー、車からだとこんな風に見えるんだと新鮮な気分に。

南下して、結局、北上して志田浜を通り過ぎて・・・・・・
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似たような景色ですが、ここは天神浜です。
志田浜と違って、人がいない・・・と思ったら、同じく夕日狙いらしい方が、
三脚を立てたまま、木にもたれかかって座っていました。

そうそう、あのマラソン大会で浜を走るのは、この天神浜のようですね。
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もう白鳥はさすがにいないよなーと思っていましたが、姿は見えませんが、
どこからか白鳥の鳴き声が聞こえてきました。
標高が高くて気温が低いから、まだ残っている白鳥がいるんでしょうかね?

ここでもいいかなーとも思ったんですが、先客のカメラマンからプレッシャーを勝手に感じ、
うん、今日はやっぱり志田浜だな!と、撤収。

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で、志田浜エイド(なんかもー、そう呼んだ方がしっくりきてしまう)に戻ってきました。

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浜に響く、楽しそうな人たちの声と、静かに打ち寄せる小さな小さな波。
黙って低くなっていく太陽。次第に低くなっていく気温。
雲一つない空。
どれもが心地よく、とても気持ちのいい世界で。
俺はひとりで突っ立っているだけですが、とてもとても気持ちが良かったです。

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対岸に夕日が沈んでいきます。
新潟方面に沈んでいく夕日に、俺ももうじきそっちに行くからなーと見送ります。

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とてもとても気持ちのいい時間が終わっていきます。
だんだんと浜の人影も少なくなっていきました。

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このまま星が出る時間になっても良さそうだなーともちらっと思いましたが、
寒さに耐えかねて、ここで風邪をひいてはしょうがない!と撤退を決意。
でもホント、ここか天神浜で星空をいつか撮ってみたいですね。


というわけで今回で最終回。
初日の内容が濃かったわりに、2日目は朝日と夕日を見て終わってしまいました。
目的地に設定した2つを初日に達成してしまったので。
朝日を見るという目標があったために、海沿いだとか、日の出前に起床してなくてはいけないということで、
移動や行動に制限がありましたが、おおむね満足のいく内容で終われたので良かったかな。
まだ肌寒いですけど、これからまた車中泊には丁度いい季節になっていきますね。
さて、値上がりした油代の分は、ドライバーの食費を削って行こうか・・・・・・

C:【α7】
L:【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


朝日を見に行こうよ 2 [odyssey]

東北ドライブ第4回です。

いわきで濃霧のために、海から昇る朝日を拝めなかったものの、
それほど残念な気持ちにはなっていませんでした。なぜなら、
まだ翌日にチャンスがあるから、です。

ということで奥松島大高森のあと、一度、仙台まで引き返して仙台駅前の某量販店を楽しんだ後、
どこかで寝ようかと思ったのですが、
海から昇る朝日を見るなら、海沿いに待機していないとだな・・・と地図を見ながら場所探し。
しかし、この辺に公園が・・・と行ってみると、津波の被害で更地になっていたり・・・・・・
真っ暗な中で、ヘッドライトに照らされて門柱だけが浮かび上がる姿は悲しすぎますね。
結局、なんだかんだで松島まで戻ってきてしまいました。

車内で目をさまし、さあ、海沿いへ・・・・う、うわー、期待薄・・・・・・
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雲が、雲がぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・

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わずかな隙間から、ちょろっと太陽が見えることもあったんですが、
陽光はほとんど雲にさえぎられてしまいました。

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という感じで、「朝日を見に行こうよツアー」完敗に終わりました。

俺と同じように、日の出狙って三脚を海に向けていた方もチラホラ見かけました。
残念でしたね。

ちなみに2日目となったこの日は、昼過ぎまでこんな感じでどんよりしていました。
初日で行こうと思っていた目的地を2つとも行ってしまい、行く先を見失ってしまいました。
翌日は早番なので、なるべく早めに帰宅していたい・・・・・・
さぁ、どこに寄って、どこから帰ろうか。

C:【α7】
L:【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


大高森の夕日 [odyssey]

東北ドライブ第3回です。

今回のドライブの目的地のもう1つにたどり着くために、ひたすら高速道路と国道で移動。
あああ、日没が迫るーー!と焦りながら進みます。

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どうにか日没前に、到着することができました。
奥松島にある大高森というところです。
奥松島には、震災前も後にも来たことがあるんですが、後に来た時には大高森に寄る余裕がなく、
最近、ブログを読み返してみて、また大高森に登ってみたいな~と、
今回の目的地に決まりました。

日没まで1時間程?
だんだんと日が西に傾いてきました。

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以前、見えた家は健在でした。あの時は秋にきたのでコスモスが印象的だったんですよね。
奥松島は、その複雑な地形ゆえか、津波の被害を大きく受けた地区とそうでもない地区が
分かれている気がします。

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もう日没が迫っているので、大高森への登山道というか散策路をひたすら登ります。
山というか丘くらいなものなのですが、登りは結構大変です。
以前は、どのくらい時間がかかったんだっけ?30分くらいで登ったような・・・?
記憶がはっきりしないので、日が沈む前に誰もいない散策路を駆け上がります。

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息を切らせて山頂到着。15分ほどでした。
以前に来た時は、びっくりするくらい人がいたんですが、時間的なこともあってかだれ一人いないです。

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大高森山頂から。
ここから見る松島は、観光地としていく松島町の松島の風景より、より松島らしい気がします。
もちろん俺の感覚で、ですが。

さて、上で撮影したら、今度は日没までに下山しなくてはなりません。
一応、タイムアップに備えてヘッドライトも鞄に押し込んできましたが、
知らない山で夜闇に包まれるのは好ましくないですからね。

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登山口まで下りてきました。

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松島湾に浮かぶ小型船の風景が、松島らしく見えるんでしょうかね。
観光地の松島は、こういった船は見えませんしね。

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鳥居を写そうとダイナミックレンジオプティマイザーをオートでオン。
・・・・・・やっぱりオートだと効きすぎて雰囲気が台無しですね・・・・・・

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松島湾に陽が沈んでいきます。
これが見たくて普段は使わない高速道路に乗ってきた甲斐がありました。
インターの料金所で、表示された金額に目が飛び出そうになりましたけど・・・・・・

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向こうにも島があるので、海に沈む夕日とはいきませんでしたが、
好天に恵まれたこともあり、いい夕日に出会えました。

大高森まで来られて良かったです。
このあたりの風景は好きなので、また機会を作って定期的に訪ねたいですね。
震災前に1時間近く山道を歩いて行った嵯峨渓への道は、今も閉鎖されていました。

つづく。

C:【α7】
L:【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


塩屋崎灯台 [odyssey]

東北ドライブ第2回です。

今回、東北行きを決めた理由の一つが、塩屋崎灯台の一般公開が再開されたことにありました。
2月にマラソン大会のためにいわき入りした際は、
まだ公開されてないし、再開になったら行こうかなと、寄らなかったのですが、
まさかその翌月に再開されるとは・・・・・・

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仮眠して再び戻ってきました。

福島県いわき市にある「塩屋崎灯台」です。
東日本大震災による被害のため、長らく一般公開が中止されていましたが、
先月から公開が再開されています。

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ということで、灯台への登り口にあったバリケードは撤去されています。
灯台までの登りは、結構急な登りです。ヒーヒーいって登りました。

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灯台入口。
まだ、塗料のようなにおいが漂っていて、最近、復旧されたばかりだと感じられました。

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あの濃霧はどこへやらってくらい、相変わらずのいわきのサンシャインっぷりです・・・・・・

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ボディキャップ代わりに利用しているE16mmにFISHEYE.cをつけて。
いざという時に意外と使えるかもと思ったけど、まさか本当に出番があるとは。

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参観料200円を払って灯台内部へ。
参観料と書いてありますが、設備維持のための協力金らしいです。

100段ほどの急な螺旋階段をヒーヒーいいながら登ります。

レンズが見えるように、鉄の網が一部切り取られています。

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灯台の上からは外に出ることができ、ぐるっと回ることができます。
灯台てっぺんから薄磯地区。

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もうここから先は、米国本土まで陸地がないんですよね~

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下に降りてきて、灯台事務所に併設されている資料館。
塩屋崎灯台の歴史はもちろん、灯台のことを学べる場所になっています。
東日本大震災での被害記録の写真も見ることができました。
下の登り口からは、被害の様子は見えませんでしたけど、
あちこち地盤が崩れたりしていたんですね。
とくに灯台南側の斜面は大きく崩れたようでした。今はコンクリートで覆われています。

こういう狭いところでもFISHEYE.cは活躍ですね。
今のところコンバーター以上のものを用意するつもりはありませんけど。

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灯台から降りてきて、しばし薄磯海岸を歩く。
海水浴シーズンでもないですし、地区に人がいないので静かなものですが、
時折、ダンプカーの走っていく音と振動が響いてきます。

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きらめく波。
いわきの海って、新潟市の海と比べるとなんだかキラキラしているんだよなぁ。

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ようやく再開された塩屋崎灯台。
恥ずかしながら、この灯台を知ったのは東日本大震災のあとなので、
(そもそも、いわきに初めて来たのが震災後でしたし)
かつての姿は想像するしかありませんが、
一つずつ前進しているのを見ることができたような気がしました。

C:【α7】
L:【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】
 【E16mm F2.8+FISHEYE.c】


朝日を見に行こうよ [odyssey]

東北ドライブ第1回目です。

今回、2か所ほど目的地を決めていました。そこへ行くなら、
そうだ、海から昇る朝日を見に行くってのはどうだろう?
「どうだろう」と言っても「行こうよ」と言っても、いつもの一人旅ですけどね。
記事タイトルは某5人組アイドルグループの曲タイトルからです。
ということで、目的地の日の出の時間を調べて、その時間に間に合うように新潟市を深夜に出発。
まだ50%offだったのをいいことに、ひたすら高速道路を行きました。
(4月1日から深夜割引は30%offに変更になってます)
実はまだ、海から昇る朝日って見たことがないので、初めて見たら感激しちゃうかなーと、
記事タイトルになっている曲を口ずさみながらドライブ。ワクワクしながら到着。

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・・・・・・・到着。
あああ!?濃霧っ!?
なんも見えねぇ・・・・・・

福島県いわき市塩屋崎灯台です。
見えないけど。
新潟市から真横に自動車道を太平洋側へ移動してくると、ここ、いわき市になります。
ということで、一番近い太平洋の海岸ということになるでしょう。
山奥の道とかも使って、正確に真横に移動して、最も近い海岸とすると・・・・・・
たぶん、現在立ち入りが規制されているエリアになると思います。

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渚100撰にも選ばれたという、薄磯の海水浴場。
海岸には誰もいませんでしたが、薄磯地区の工事現場事務所には明かりがともっていました。

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霧の中で見ると、寂しさが増します。

家の基礎だけが残っている状態が続いていましたが、現在、撤去作業が行われているようです。
作業が始まったということは、少しは方向性が決まってきたということでしょうかね。

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諦めてどっかで仮眠しよう、といわき市方面へ移動開始。
江名港を過ぎたあたりで、ようやく太陽がお出ましになられました。

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昇ったものの、ずっと薄ぼんやり。
雲から昇ってくる太陽は、いつものことなので、感動もなく。

早朝はこんな感じでしたが、初日はこの後、ずっと気持ちのいい青空が広がりました。

つづく。

C:【α7】
L:【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


1020 [odyssey]

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予告通り、今年初の長距離ドライブに出かけてきました。

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東日本大震災による津波の被災地にも、今回足を運びました。
というか、避けて通ることができない場所です。
今月に入ってから、自分が被災地で写真を撮ることの意味を考えて、
自分が撮るのはただの物見遊山にすぎないのでは?とも思い、
行くことをためらったりもしましたが、ムズカシイことは考えないことにしました。
俺にとってのメモのようなもの。だと思ってご覧ください。

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あれから3年が経ちましたが、初めて訪ねた2年前とくらべて大きく変わってはいませんでしたね。
確かにグラウンドをはみ出しプールを埋め尽くす程のがれきは片付いたように見えますが、
まだ被災したままの家が建っていたり、道路が凸凹だったり。

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今回の旅の一番の目的があったのですが、天気が良かったわりに・・・・・・

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普段、平日日中の高速道路は利用しないのですが、時間が限られているので、
珍しく利用して時間と距離を稼ぎました。
高速道路から見える、まだ雪の残る安達太良山は素敵でしたねー。登ってみたい・・・・・・
前に行った吾妻小富士も見え、福島市側から見ると本当にミニ富士山に見えるんだなーと。
あの火口の淵を歩いたなーとか思いだしながらのドライブでした。

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給油に寄ったスタンドの向かいがSONYの工場で、テンションあがって写真におさめる。
いつから俺、そんなにSONYファンになったんでしょう・・・?
ソニーエナジー・デバイスの本宮事業所ですって。
ソニーのバッテリー関係の会社みたいですね。
α7のバッテリーライフを延ばしてください・・・・・・と、ここに言ってもしょうがないか・・・・・・

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初公開でしょうか?ちょうど全体が収まりきるアイテムを持参していたので。
最近、俺が寝袋持って車中泊していることをディーラーさんに知られ、会う度に
「ちゃんと足延ばして寝られるのか?」と心配していただいているのですが、
軽自動車とはいえ身長176cmの俺でもゆっくり休むことができます。
さすがに直立不動な体勢は厳しいですけど、寝る時そんなまっすぐになって寝ません・・・よねぇ?
困ったことに、自宅で寝るよりぐっすり寝てしまうようになってきました。
今年、新調した寝袋。これがまた暖かくて最高に寝心地がいいのです。

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今回、WiFi使って「自分百景」みたいな感じで、色々撮ってみてきましたケド。
楽しいけど、やっぱり無線の不安定さには悩まされ、結局、
自分を撮るならセルフタイマーでダッシュが確実な気もした。

1泊2日だというのに、目的があったので走りも走った1020km。
さすがに走り過ぎて疲れました。いつもなら行った先でだいぶ歩くんですが、
今回は車移動中心だったので。
見たいもの、行きたいところ、通り過ぎてきたところ、
場所、場所で色々なことを考えさせられたドライブでしたが、
これから小出しにしていきたいと思います。さぁ何回分のネタになるでしょうか?

C:【α7】【Cyber-shot DSC-RX100M2】


アプトの道 [odyssey]

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軽井沢の翌日でございます。
前々から来たいと思っていた群馬県安中市にある「アプトの道」にやってきました。

鉄道の廃線跡を整備したウォーキングコースです。
難所として知られる碓氷峠。そこを走る鉄道が廃線になったのは・・・・・・
俺が長野に住んでいた時なので、まだそんなに昔の話ではないと思いますが、
信越本線とさらにその前の時代に廃線になった線路跡が「アプトの道」という遊歩道になりました。

注)私、まったく鉄道には詳しくないので、事実とは異なる解説をいれる場合がありますが、
 お気軽に読み飛ばしてください。

ちょっとしたウォーキングコースだと思っていたんですが、
信越本線横川駅の近くにある、「アプトの道 起点」に書かれていたのは・・・・・・
「旧熊ノ平駅 6km 115分」
なんと、ちょっとしたどころか6kmもあんのね。しかも片道1時間以上かかります。

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まぁ時間はたっぷりあるし、天気もいいので、のんびり歩くかーと出発です。
内心、6kmで1時間以上もかかるわけないしー、と思いながら。

横川鉄道文化むらの横を歩いていきます。
行きはE 20mm F2.8だけでお散歩スナップな感じで行きました。
横川へ戻ってくる時に、レンズ交換もしながら撮って来たのをミックスしてお送りいたします。

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遊歩道には線路がそのまま埋まっています。
隣はさも今も鉄道が走っていそうな線路が敷かれていますが、こちらも廃線になっています。
鉄道文化むらからイベントなんかで特別に走ったりするんでしょうかね。

なんか平らなところを歩いているつもりでいたんですが、振り返ってビックリ。
気が付くとだいぶ登ってるんですね。
考えてみればそうですよね。碓氷線は峠越えの鉄道です。そりゃ登っているわけだ。
平らな所などまったくなく、ずーーっと登りです。でも、鉄道が登れる程度の勾配ですから、
それほど急な場所はありませんので、気楽に散策できると思います。

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上にかかるのは高速道路、上信越自動車道です。

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煉瓦作りが印象的な丸山変電所。
もちろん外側だけで、ここも現在は使用されていません。

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ずっと線路は続くよどこまでも~って感じで、線路の上を歩いてきましたが、
その線路が途切れてしまいました。

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途切れた先でも線路は廃線になったまま放置されています。
放置されているのは信越本線として使われていた線路なのかな?
この途切れたところで、「新線」と言われる10年ちょっと前に廃線になった線路から、
さらに昔に使われていた「アプト式鉄道」の線路跡に移るようです。
碓氷峠はアプト式鉄道という、峠の急こう配を登るための特別な仕様になっていたので、
そこから「アプトの道」になったんですね~

このあたりに「峠の湯」という温泉施設があるのですが、夏頃に火災があって、
現在は休館となっています。覆いで囲われてはいるものの、焼けた様子が外からでも見えていました。

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峠の道ですからもちろんトンネルもあります。
「アプトの道」にあるのは10個くらいかな。
一番長いものだと500mくらいありました。

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トンネル内は照明がついているので、明かりを持っていなくても散策は可能です。
(注・夜中は消灯されます)
こちらも煉瓦が印象的な歴史の古いものです。
途中で崩れたらやーだなーと思いながら歩いていきます。
俺、あんまりトンネルって得意じゃないんですよね・・・・・・閉所恐怖症というわけではないんですが。

人が遊歩道として歩くには広いトンネルですが、鉄道にはいっぱいいっぱいでしょうね。
鉄道のトンネルって結構高さギリギリで侵入するの多くないですか?

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明かりとりというよりは排気口の跡でしょうかね。蓋がされていますが、
その上に落ち葉が積もっているようです。

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トンネルを抜けたら、大きな橋が架かっていました。
お、もしかしてここは・・・・・・

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前々から来てみたかった「メガネ橋」こと「碓氷第三橋梁」です。
上から見るとなんだかわからずスルーしそうな気もしないでもないです・・・・・・

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下に降りられたので降りてみました。

秋に浅間山まで来た時に、ここにも来たかったのですが諸事情で来られず、
じゃあ雪化粧をした頃にと思っていたんですが、
もっと夜が明けたばかりなら少しは白かったかもしれませんが、青空の下、冬とは思えませんね。

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上から真下を覗く。
アプトの道全体の観光客はそんなに多くなかったですが、めがね橋周辺は人が次々に来ました。

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めがね橋の上から山奥に見えるのは「新線」の橋です。
「新線」といってもそちらも廃線になっているんですけどね。

長野新幹線は、さらに山奥の場所にトンネルがあるそうです。

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昭和38年に廃線になって、取り壊しも検討されたそうですが、保存する方向になり、
今では国の重要文化財にしていされているそうです。

「アプトの道」の一番の見どころはここですが、まだまだ先は続きます。

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旧熊ノ平駅跡に到着しました。ここが「アプトの道」の終点というか、パンフレットなどでは
「アプトの道 折り返し」となっています。
ここにも変電所の跡。
丸山変電所と比べるとコンクリート造でより近代的な感じですが。

山奥ですが、線路が何本も敷かれた大きな駅だったように見えます。
アプト式の碓氷線は単線で、ここですれ違い待ちをするために線路が多かったようです。

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ホーム跡にある「アプト式開通の碑」
急こう配を登るためのアプト式でしたが、しばらくして碓氷峠は最初に鉄道が電化された区間となり、
新線ができてアプト式の線路は廃線となったようです。

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「アプトの道」は旧熊ノ平駅跡で終わっていますが、まだまだ先に線路は続いています。
「信越本線軽井沢駅」こと、現 「しなの鉄道軽井沢駅」まで続いている線路は、どこまで残っているんでしょうね。
まだまだ軽井沢は先ですから、線路もここからは厳しさを増していくんでしょうね。
長いトンネルも多そう。

長野新幹線が開業し、信越本線の軽井沢~横川間が廃線になってからは、
その区間はバスでの運送がされていますが、一度、乗ったことがあるんですが、
なかなか難儀な場所でした。ものすごいカーブでバス大揺れ。
でも、峠のバスも大変ですが、新幹線の開通によって在来線で関東まで直通で行けなくなった、
というのが、なにより不便ですよね。
新幹線は速くて乗り心地もいいですが、既存の鉄道が分断されてしまうのが困りものですね。
JRとつながっているならともかく、碓氷峠のように完全に廃線になってしまうとね。


さて「起点」で115分もかかるわけねーと思ったのでしたが、
ここまで1時間半かかりました。
行きはほとんど立ち止まらずに登って来たんですけどねー。
ちなみに帰りは、立ち止まりながら撮り歩いていたのもあって2時間かかりました。
なかなかいい運動になりましたよ。

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「峠の湯」あたりに戻ってくる時間になると、トレッキングしている方とすれ違うようになりました。
山の中とはいえ、ずっときれいに整備された平らな遊歩道なので、
トレッキングというよりはウォーキングって感じですが。

・・・・・・よくよく「起点」の写真を見たら「ウォーキング・トレイル」って書いてあったわ。
まさにそうだわね。

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毎日、毎日、雨ばかりの新潟でいますから、
この青空がとても気持ちよく、まるで春のようなぽかぽか陽気が気持ちよかったです。
さすが関東ですね。
積もり積もったストレスが溶けていくのを実感しましたよ。

超気持ちいい。とはこのことですね。
こういう時間って大切ですねー。

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横川駅に戻ったあと、「峠の釜めし」も当然のように食べて、12kmのウォーキングと満腹の結果、
車内で昼寝・・・・・・
少し開けた窓から、さわやかな風が吹き込んできて、
関東にいると冬だということを忘れますね。

想定外に歩くことになってしまいましたが、とても気持ちのいい散策で大満足でした。
帰りの時間を逆算すると、そろっと帰らねばならず、
「か~えりたーくな~い、か~えりたーくなぁ~い~」
とNHKの子供向け番組で流れるフレーズを繰り返しながら、関東を後にしました。
待っているのは、雪国。
でも、まぁいいかと今回のリフレッシュで思えるまでに回復いたしました。

C:【NEX-7】
L:【E 20mm F2.8】【DT 16-105mm F3.5-5.6】【CarlZeiss Touit 2.8/12】



軽井沢イルミネーション 星野 [odyssey]

クリスマスの夜にお送りするイルミネーション写真。2夜目です。
旧軽井沢から中軽井沢に移動してきました。
星野エリアというところで「クリスマスタウン」というイベントが開催中です。
初めて来た場所で、軽井沢全体のこの辺にイルミネーションがあるというくらいの認識・・・・・・

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「ハルニレエリア」は小さなお店が入っている場所のようです。
喫茶店のようなお店は、まだ営業しているようでしたが、やはり時間的にほぼ閉店しています。
まぁ、開いていても俺が入る店はないですが・・・・・・

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でも、同じ商店街(・・・というのもなんだけど)でもプリンスショッピングプラザのものと比べると、
周囲の雰囲気もいい感じがします。個人的な好みで言えばですが。

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「ハルニレエリア」から、小さな照明が点々と灯された細い小道を歩いていくと、

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「もみの木広場」に着きます。

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1本のもみの木が無数のイルミネーションで飾られています。

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周辺には蝋燭の灯されたカンテラが置かれています。
もみの木は派手ですが、星野のイルミネーションは品がある気がします。

旧軽井沢も寒かったですが、さらに気温は低下中で、-5℃くらいでした。
久しぶりの長野の寒さに「寒いとはこういうことだ」と思い知らされる気分でした。
それでも、ようやくテンションが上がってきたので、寒くても楽しい撮影です。

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星が見えていたので、ちょっと撮ってみようかな・・・と試し撮りで撮ったとたんに、
雲が広がってきてしまいました。
ということで、ただの失敗写真ですが、写りこんだ星の数に感激しました。
やっぱり全然、見える星の数が新潟市と違いますね。
長野に住んでいた頃、「さーめーなぁ」と言いながら冬の星空を眺めるのが好きでした。
今年は何度か長野県で星空撮影に挑戦しているのですが、どうもタイミングがうまくなくて。
また今後もチャレンジしたいと思います。

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上の写真で、もみの木の横に見えているオレンジ色の暖簾は、日帰り温泉「トンボの湯」のものです。
ここにもちょっと灯りがありました。
風呂道具を持ってきていなかったので、入浴はしませんでしたが。

右の方から流れてくる湯煙は女湯からです。

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ゴホン。

きらびやかさはありませんが、もみの木エリアは雰囲気が良くて居心地が良かったです。
ここは緑の季節に来ても良さそうだなーと思いましたので、またそのうちに。

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クリスマスの夜に2夜連続でクリスマスイルミネーションをお送りしましたが、
もちろんただのこじつけというか、そういうタイミングだっただけで、明日からも旅写真は続きます。
信心深くないのはクリスマスでも変わりありません。
・・・・・・一緒に過ごす人がいれば、イベントとして楽しむ方向性ですが。

今回、「ハルニレエリア」と「もみの木エリア」に行ったんですが、
まだまだ星野エリアもあちこちにイルミネーションはあったようです。
見送りにした栃木のはまだやっているんですが、(だからあっさり先送りしたともいう)
こちらはクリスマスイルミネーションということで本日終了です。
あああ、もっとちゃんと調べてから行けばよかった・・・・・・
当日は、おおー、来てよかったなぁと思っていたんですが、
あとから調べるたびに反省しきりの軽井沢行でした・・・・・・

C:【NEX-7】
L:【DT 16-105mm F3.5-5.6】【CarlZeiss Touit 2.8/12】【DT 50mm F1.8 SAM】



軽井沢イルミネーション [odyssey]

今年は仙台には行かないで別の場所にイルミネーションを見に行く・・・・・・
と、書いておりましたが、このたび長野県の軽井沢に行ってきました。
本当は、栃木県某所に行くつもりだったのですが、出発前日の朝にNHKを見ていると、
軽井沢のイルミネーションが紹介されていて・・・・・・心奪われました。
ぱぱっとネットで調べてGo!!

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イルミネーション目当てですから、到着は暗くなってからでいいので、下道でのんびり向かい、
三国峠と碓氷峠だけ高速道路で越えました・・・・・・軟弱者なんです。
軽井沢には18時頃到着し、まずは旧軽井沢へ。

どっか車置ける場所ないかなー・・・・・・おおう?駐車料金がかかるのか!?
栃木は入園料とかかかるけど、軽井沢はタダ~というのもあって来たんですけど、
そうですね、車を停めるにはそれなりにお金がかかりますね。

旧軽井沢のロータリー。
久しぶりの長野県の寒さが染みて、困ったことに全然撮る気になれません。
寒さの質が違うんですよね。刺すようなというか。
オマケにちょっと積雪もあります。今シーズン初の雪上歩行です。
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チャーチストリート入口。
もうすでに店は閉店時間ですので、ほとんど人は歩いていませんでした・・・・・・

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店は閉店していますけど、イルミネーションはキラキラと輝いています。
18時は冬の軽井沢にとってもう店じまいの時間をとっくに過ぎています。

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チャーチストリートの奥にある、聖パウロ教会。
特別、中に入れたりするわけではありませんが、ここも飾り付けられています。

軽井沢にはたくさんの教会があって、クリスマスということでイルミネーションもやっていると、
テレビで見てきたんですが、俺が知っている教会はここだけでした・・・・・・
もっと教会の場所を調べてから来れば良かったと思いました。
以前、長野に住んでいた時に軽井沢には来たことがあったので、その時の記憶と、
おおまかに軽井沢全体の地図は見ていたんですが。
帰宅してから他にどんなところがあったのかな?と調べてみて、行き損ねた場所に気づくたびに、
しまった・・・と繰り返しております。

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たまたま軽井沢教会という場所は見つけました。
幼稚園の看板がかかっていたので、中を覗くのはやめておきましたが。

寒さのせいか、全然気持ちも乗ってこず、レンズ交換も面倒だなーなんて思ってしまっていました。

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場所を移動し、アウトレットモールっていうんですか?軽井沢プリンスショッピングプラザへ。
ここは俺が長野に住んでいた頃からありましたけど、当時から比べるとかなり規模が大きくなっています。
ものすごく広くなったんですね。
俺には縁のないというか、用事のない場所なので、買い物を楽しんでいる方々を横目に、
俺が見るのはイルミネーションのみです。

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奥に見えるのは軽井沢プリンスホテルスキー場です。
滑っている人もちょっと見えました。

さすがに若者向けのショッピングモールはまだ営業時間なんだなーと思っていた矢先、
おなじみのメロディーとともに、閉店時間のお知らせが流れ始めました・・・・・・
やべ、いつ消灯されるかわからん。と焦りながらぱぱっと撮りつつ移動。

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閉店時間に焦るこころとは裏腹に、だんだんと気持ちはノッてきました。
寒いけど楽しいです。やっと来てよかったと思い始めました。

久しぶりに「はじめてレンズ」のDT 50mm F1.8 なんて持って行ってみましたので多用。
Aマウント最安ながら明るくて写りもいいのでお気に入りの1本。
ほぼ同じ焦点距離のEでZのヤツが気になりますが、悪い子なのでサンタクロースは来ないようです・・・・・・

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ザックザックと雪を踏みしめて、三脚を表面がすでに気温低下で凍り始めている雪にザクッとたてる。
この音がとても気持ちいいと感じる、ああ、雪国のひと。

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軽井沢駅近くの矢ケ崎公園。
今はクリスマスイルミネーションですが、飾り付けを変えて2月までやっているそうです。
ここの駐車場が2時間無料なので助かりました。

近くを歩いていた方が「去年はココすごかったのにねー」と言っていたので、
おそらく昨年より規模が縮小されているものと思われます。

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「スイーツの森」と書かれて、巨大なケーキらしきオブジェがあるんですが、
それがどうもうまそうではなく、やはりケーキは食べられる大きさがちょうどいいのだと、気づかされます。

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若干駆け足気味にお送りしていますが、今回はここまで。
明日も軽井沢のイルミネーションをお届けするつもりです。寝落ちしなければですが。

では、クリスマスイブですし、みなさま、良い夜を・・・・・・
俺は仕事から帰ってきた後、寝落ちしてガッツリ眠ってしまい。
さてこれからどうしようかってところですが。
・・・・・・はい、おとなしく寝ます。

C:【NEX-7】
L:【DT 16-105mm F3.5-5.6】【DT 50mm F1.8 SAM】【CarlZeiss Touit 2.8/12】



秋田の顛末 [odyssey]

顛末、というとなんか聞こえが悪い気がしますが、この間の続きです。
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抱き返り渓谷を後にして、北上。

田沢湖の北にある宝仙湖です。
2年前には、北の方から南下してきて、この宝仙湖の真っ赤な紅葉に目を奪われ、
「きれいだなー」を連発しながらドライブしたのですが、写真は撮っていませんでした。
つい移動優先にしてしまう、俺の悪い癖です。

それがずっと引っかかっていて、また紅葉の時期に来なきゃなぁと長年思っていたんです。

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宝仙湖沿いを走る国道341号線も赤く色づいています。

ただ、15時を回ると、西側に山があるこのあたりは、すでに日が山に隠れてしまって影になってしまい。
なかなか思うようではありませんでした。
なので、今回も、結局、ほとんど移動優先みたいな通過場所になってしまいました・・・

宝仙湖というとメジャーな湖ではないと思いますが、
秋田の名湯、玉川温泉。新玉川温泉が近くにあります。
・・・・・・いつも移動優先なので、温泉に寄っていることなどありませんが・・・・・・


この日は、このまま日没終了。
道の駅で車中泊となりました。
翌日は、東北の紅葉らしい、一面真っ赤の紅葉を見たいなぁと思っていたのですが・・・・・・

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朝からあいにくの雨と霧。

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運転しながら、紅葉のきれいそうな所へちらっと行ってみて。

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霧で白んでいて、きれいに撮れませんでした。


ということで、ここから新潟市まで、雷雨の中、ただひたすらにドライブ。
いったい俺は秋田まで何をしに来たんだろう?という紅葉遠征になってしまいました。
確かに前日の抱き返りでは、好天に恵まれたわけですが、
結局、抱き返りしか見ていないのに、800km程のドライブでした。

これはまたリベンジ確定ですね。


C:【NEX-7】【Cyber-shot DSC-RX100M2】
L:【CarlZeiss Touit 2.8/12】



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